ミライつぶやき隊の諸君、ごきげんよう!
こちら、ミライ博士のタケちゃんじゃ。
去る3月6日(土)、今までのミライつぶやき隊のみなさんのつぶやきを元に、ミライのストーリー化を行うというワークショップを開催した。わしのブログもおそらくこれで最後になるじゃろうが、このワークショップの結果報告を以て、この3週間に渡った実験も完結ということにさせていただこうと思う。
今まで参加してくださったみなさん、本当にご苦労じゃった!改めて礼をいう。
いまこのブログを読んでくれておる貴君は、ぜひ終わりまで目を通していただき、ワークショップで完成したアウトプットについてコメントをいただければと思う。
0. 目次
- ワークショップの報告
- ストーリー紹介①
- ストーリー紹介②
- おわりに
1.ワークショップの報告
それではまず土曜日にワークショップをやることになった経緯を紹介するとしよう。
この度の実験は、ミライのあるシーンにおけるシナリオをクラウドソースを活用して描く方法として、このようなプロセスを想定して進めておった。
現在の中で顕在化し始めているミライの「兆し」をユーザから広く募り、それをもとにミライのビジョンを整理。そのビジョンに基づいたストーリーを描こうとした際に考慮すべき主要な課題・論点を抽出し、それについての意見をまたユーザに問う。最後、そこで集まった意見をもとに、想定したビジョンの魅力が伝わるようなストーリー化を行っていく。
今回のWSは、まさに一番最後の「ストーリー化」を行うためのものじゃった。
(ちなみに正確にいえば、実際にもしいつかこのクラウドソーシング型ミライ構想プラットフォームをサービス化して実現させる場合には、なるべくユーザの関与はwebで完結させたいと考えているため、WSというリアルな形式は代替的なものであり、このイベントの実験的な目的は想定していたプロセス自体の評価にある)
さて、そこで土曜日どのようなワークショップを行ったかの説明に入ろう。
日時:3月6日(土)
場所:三田キャンパス G-SECラボ
参加人数:10名(5名×2グループ)
内容:Future Issueに対するSolution TweetをベースとしたStory Boardsの作成
プログラム詳細:
ステップ① イントロダクション
まずはじめに、LEGOを使ったアイスブレイク、VisionMapの世界観共有を行ったぞ。
アイスブレイクではLEGOを2分間でいかに高く積み上げられるか、というゲームをやってみたんじゃが、これが思いのほか白熱。みんなこどものように好奇心をむき出しにしておったよ。
ステップ② 用意されたFuture Issueテーマの中からひとつを選択
つぎに、以下の3つのテーマの中からどれを選んでストーリー化するか、グループ内で議論をしてもらったぞ。参加者の方々それぞれが思い入れのあるテーマに取り組んでもらった。
①超モバイルワークスタイルの実現
固定オフィスを持たず、遊牧民的に移動しながらワークを進めていく超モバイルワークスタイルへのニーズと実現への課題を探る。どんな人が超モバイルワーカー化していくのか。旅人のような働き方は可能か。モバイルワーカーにどんなサービスが必要となるか。モバイルワーカーが増えることのメリット・デメリット。
②パラレルジョブの実現
世の中の人が、複数の企業、企業と他組織に所属する時、どのような問題が発生するだろうか? パラレルジョブの持つメリットを活かしつつ、その問題を解決するにはどのような方法があるだろうか?
③プレイフルマインドの浸透
Playful Mind(仕事か趣味かの違いに関係なく、ワクワクする気持ちで熱中してある活動に取り組み、そこから成長や発見の喜びを感じる)を育むためには、こどものときから教育の仕方を変えていく必要があるのではないか?Playful MindやAmateur Spiritを育むためにどんな教育や学びが必要となるか。
ステップ③ ディスカッション
テーマが決定したら、最終的にそのテーマを具体的に表現するようなストーリーを描くために、そのテーマのメリット/デメリットや、「そもそも◯◯とはなんなのか?」など自由に議論してもらったぞ。両グループそれぞれまったく異なる議論展開になっていて興味深かったが、ミライについて思考を飛ばして考える、という作業は慣れない人にはなかなか骨の折れる作業でもあったようじゃ。
ステップ④ サービス案のブレスト
テーマに対する認識の共有・深堀ができてきたら、そのようなミライで必要になってくるサービスやシステムについてのブレーンストーミングを行ったぞ。具体的なアイディアを出してみることで、ふわふわして掴みにくかったミライ像がちょっとずつ明確になっていく感じが実感できたようじゃ。
ステップ⑤ ストーリー化
つぎに、ふくらませたミライ像と出てきたサービスアイディアを組み合わせて、ストーリー化する作業を行ったぞ。メンバーがシナリオ進行について考える傍ら、デザイナーの方が次々とイラスト化していく。こんなふうに思ったことをすぐイラスト化してくれるようなデザイナーが一家に一台ほしい!との声も聞かれるほどの活躍ぶりだったぞ笑
ステップ⑥ プレゼンテーション
最後に、出来上がったストーリー紙芝居をお互いのグループ同士がプレゼンテーションしたぞ。そして、それをもとに全体でフィードバック・議論を行った。社会人、学生の垣根を超えて自由に議論しあえたのがよかったな。内容については後ほど。2. ストーリー紹介①
では、出来上がったストーリーについて紹介しよう。
まずはグループA、「パラレルジョブの実現」をテーマに選んだほうの発表を紹介するぞ。
グループAの中にはミライを先取りしてすでに実際にパラレルジョブを実践されている方がいらっしゃったので、その方の実体験談から着想した具体的なサービス案を考えてくれたぞ!
要点としては、
・現在のフリーエージェント層における最大の課題は保障問題である(病気になった途端収入が0になる)
・人脈をつくれる場、保障がうけられる場、プロジェクトが動く場としてのギルドを形成する
・プロジェクトで獲得した利潤のうち数%をギルドに納める
というものじゃな。
以下、このプレゼンテーションに対するフィードバックと議論じゃ↓
そしてこれが発表で使われたストーリーボード資料じゃ↓
3. ストーリー紹介②
ではつぎに、グループB「プレイフルマインドの浸透」をテーマに選んだ方の班の発表を紹介しよう。
グループBはプレイフルマインドが浸透した社会において生まれる新たな葛藤をストーリーで描いてくれたぞ!
要点としては
・政治やインフラ会社の社内制度などの堅い場所までplayful mindsetが浸透したミライを想定。
・社会にplayful mindsetが行き渡った場合、あらゆる情報・行動がソーシャルゲーム(まさに"社会的"ゲーム)のコンテンツとなる可能性を秘めている。
・playful mindsetというのはある人にとってはなかなか高度なスキルを要求し、そこに格差と葛藤が生まれる。セーフティネット的なものが必要。
というものじゃな。
以下、このプレゼンテーションに対するフィードバックと議論じゃ↓
そしてこれが発表で使われたストーリーボード資料じゃ↓
4.おわりに
さて、どうだったじゃろうか?
出てきたアウトプット、またそこで生まれた議論に対して何か感想をもった方は、ぜひこのブログのコメント欄もしくはtwitter上で感想を書いてもらいたい。
また、冒頭にも小さく書いたように今回のWSの目的はストーリー生成プロセスの確認だったので、もっとこういう風にした方が議論が盛り上がるはずだ、ここがわかりにくかった、などなど実験プロジェクト全体に対するコメントもあれば、ぜひお寄せいただきたい。
それでは、3週間もの間、参加してくださった方、興味を持ってくださった方、メールやブログを読んでくださった方、本当にありがとうございました。
今回の経験をもとに、次年度よりよいミライ共想プラットフォームをつくっていけるようにせいいっぱい頑張ろうと思う。さしあたっては今回のプロジェクトレポートの執筆に精を出さねば!
では、またちょっと先のミライで会おう!











